記事一覧
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山岳遭難が過去最多——「救助はタダ」でいいのか。有料化を前向きに考える
全国の山岳遭難者が過去最多の3,623人に。疲労や道迷い、準備不足による“安易な救助要請”も目立ち、救助を「無料のタクシー」のように使う人もいます。救助は本当はタダではない——救助費用の有料化を、現役ヘリパイロット視点で前向きに、かつ慎重に考えます。
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Argo「AH23」とは——R22と比べてわかる“新しい2人乗りヘリ”の立ち位置
Argocopterの「AH23(AH-2.3)」は、超軽量機と本格GAヘリの“すき間”を狙った600kg級の新しい2人乗りヘリコプターです。Rotax 916・3枚複合ローター・チタン+複合材という現代的な設計を、訓練の世界標準であるロビンソンR22と比べながら、その立ち位置を整理します。
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航空大学校にヘリ新コース——「入口」は増える。でも経験を積む“受け皿”が足りない
国土交通省が、ドクターヘリや消防防災ヘリを担う若手操縦士の養成コースを航空大学校(宮崎)に新設します。操縦士の高齢化と将来の不足に備える前向きな施策ですが、免許取得後に経験を積む「受け皿」が乏しいという構造問題は変わっていません。養成と現場のあいだの“中抜け”を、現役ヘリパイロット視点で考えます。
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羽田D滑走路のゴムジョイント破損——「ヘリには無関係」と言い切れない理由
タイヤバーストをきっかけに、羽田D滑走路の接続部「ゴムジョイント」の鋼製部材がめくれ上がる破損が見つかりました。固定翼の話に見えますが、ヘリコプターも緊急時には滑走着陸をすることがあります。滑走中に路面の引っ掛かりがあると、ヘリは簡単に横転する——その怖さを、現役ヘリパイロット視点で考えます。
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花火を上空から——ヘリ「夜景遊覧」はもっと増えていい。ただし夜間運航と騒音という宿題
Space Aviationが、花火大会を上空から鑑賞する夏限定のヘリコプター夜景遊覧フライトを発表しました。千葉湾岸・JPD京都の両ヘリポート発、3〜6名の貸切。こうした夜間の遊覧はもっとあっていい——一方で、夜間運航のハードルと、機体が増えたときの騒音問題を、現役ヘリパイロット視点で考えます。
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ロビンソンSN-32「高風・乱気流」——“速度を落とす勇気”が低Gマストバンピングを防ぐ
ロビンソンの安全情報SN-32は、高風・乱気流での飛行についての指針です。要点は明快で、危ないと感じたら「減速」する——60〜70ktまで速度を落とすことが、致命的な低Gマストバンピングを防ぎます。SN-32の推奨手順を整理し、「遅いと言われても速度を落とす」判断の大切さを、現役ヘリパイロット視点で考えます。
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ヘリ同士の空中衝突——ブラジルの事故と、日本にもあった「取材ヘリ」衝突の教訓
リオデジャネイロでヘリコプター2機が空中衝突し6人が死亡、米歌手も搭乗者名簿にありました。原因は調査中ですが、これを機に「空撮・報道ヘリの空中接触リスク」を考えます。日本でも1984年に取材ヘリ同士が明石上空で衝突した事故がありました。クライアントの要求と安全のはざまを、現役ヘリパイロット視点で。
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VOICESとは——「罰しない・名前を出さない」航空安全情報の自発報告制度
操縦士には馴染みでも、一般にはあまり知られていない「VOICES(航空安全情報自発報告制度)」。事故や重大インシデントの義務報告では拾えないヒヤリハットを、匿名・非懲罰で集めて安全に活かす仕組みです。誰が・何を・どう報告するのか、なぜ「罰しない」が大事なのかを、やさしくまとめます。
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阿蘇・火口のヘリ回収、ついに動く——熊本県警が主導、国費4.4億円・無人重機で8月末完了目指す
費用負担をめぐり膠着していた阿蘇中岳火口のヘリ機体回収が、大きく前進しました。熊本県警が主導し、約4億4千万円を国費で負担、無人重機の遠隔操作で6月15日にも着手、8月末の完了を目指します。「一企業では無理、行政が主導すべき」と書いた前回の続報として整理します。
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JAL客室乗務員の飲酒・隠ぺい——「出発13時間前ルール」と、うっかり飲酒は起きるのか
日本航空の客室乗務員2名が飲酒規定を約3時間超えて飲み、さらに隠ぺいを図ったとして処分されました。航空の「出発前◯時間は飲酒禁止」という規定の仕組み、会社ごとのルール、そして「そこまでして飲む心理」「うっかり飲んでしまうことはあるのか」を、現役ヘリパイロット視点で整理します。
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大型機に「自律的遭難追跡装置(ADT)」の装備義務が追加——GADSS対応の最近の変更点
AIP Japan に、自律的遭難追跡装置(ADT Devices)の装備義務が追加されました。対象は航空運送事業用の大型飛行機(最大離陸重量27,000kg超・耐空証明が令和6年1月1日以後)。MH370を契機とするGADSSの流れと、ヘリコプターとの関係を軽く整理します。
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AIS Review 第190号より——2026年6〜8月の日本のAIP改訂情報まとめ(AMDT・SUP)
航空情報センター発行のAIS Review 第190号(2026年6月10日)から、日本の主な航空情報の改訂ポイントを有効日別に列挙します。航空路誌改訂版(AMDT)と航空路誌補足版(SUP)の主な変更点を、運航前チェックの目次代わりにどうぞ。